ワキガが怖いのは周りの反応で公害扱いされることだよね
ワキガが辛いのは、辛辣な周りの反応により、「みじめな思い」「恥ずかしい思い」をすることが多い点だ。
辛すぎて精神を病んでしまう人も多い。僕も思春期から重度ワキガなので、よくわかる。
とにかく早くデオドラントでケアすることが大切だ。
具体的には、ワキガの人に対しては、以下のような反応がされることがあるんだよな。怖いよな。
1. 嫌悪感や不快感:
ワキガのにおいは強烈で、周りの人に嫌悪感や不快感を与えることがあります。特に密閉された空間や人が多い場所では、においが広がりやすくなります。
2. 距離を置かれる:
ワキガの人との接触を避けるために、人々は距離を置いたり、会話を避けたりすることがあります。
3. 避けられる:
ワキガの人からは避けられることがあります。他の人と一緒にいるときにワキガの人が近づいてくると、周りの人たちは別の場所に移動することがあります。
4. 注意される:
ワキガの人に対して、においの問題を指摘することがあります。友人や家族からの注意や助言は、ワキガの人にとっては困難な状況かもしれませんが、問題の解決に向けた第一歩となることもあります。
5. 孤立感:
ワキガの人は、においの問題や周りの反応によって孤立感を感じることがあります。自信を失ったり、社交場から遠ざかることがあるかもしれません。
ワキガのにおいは他の人に影響を与えることがあるため、周りの人々はさまざまな反応をすることがある。これは実際に臭いわけだから仕方ない面もある。
ただ、ワキガの人に対して差別的な態度を取ることは避けて欲しいよな。ワキガの人も、においの問題に対して努力をしていますし、個人の尊厳を尊重することが大切だ。
差別をなくすためにも、僕たちワキガマンは徹底的に臭いをケアして、ワキガの人の人権を守っていく必要があるんだ。
本日はワキガの臭いによる周りの反応で、精神が追い詰められてしまった女性の体験談を紹介するぞ。
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わきがのニオイはクリーニングでは取れない
年齢は42歳、職業はテレホンアポインター、女性です。
私自身のわきがの悩みについて書きます。
自分自身にわきがの症状があるとハッキリ自覚したのは中学へ進学しセーラー服を着るようになってからです。冬服に化繊やポリエステルが含まれていたため通気性が悪く、わきの匂いが染み付いてとても気になった記憶があります。
わきがについての悩みは当時誰にも話せませんでしたので、とにかくわきがが匂うセーラー服をなんとかしたくて両親にこまめにクリーニングに出してもらうようお願いをしました。おそらくドライクリーニングで水洗いではなかったせいか、クリーニングから戻ってきた制服には、クリーニングに出す前のわきがの匂いの6割は残っており消臭効果はありませんでした。
ワキガ対策に制汗スプレーやロールオンタイプを使用しましたが、汗をかく事により制汗剤の香りとわきがの香りが混ざってしまい更に匂いがきつくなってしまう事が分かりました。
わきがに相性が悪いのはレモンやシトラスの香り
いろいろなメーカーやいろいろな香りをとにかく試して、その中で当時BANという制汗スプレーのムスクがかろうじて私のわきがの匂いとの相性が合うという事が分かり、以来販売が終了するまでずっと使っておりました。
反対に相性が最も悪い制汗スプレーの香りはレモンやシトラスなど柑橘系の香りです。
私の汗と混ざると大変酸味の強い不快な匂いとなって、そうすると精神的にも周りに気づかれる恐怖からなるべく脇の下を閉める(腕を脇にぴたりとくっつけなるべく動かない)クセがつき、それによりムレが生じ通気性の悪さから匂いが悪化、という悪循環を繰り返しておりました。
授業中にわきがとオーデコロンの混じった臭いが蔓延
高校に入り授業中、とても汗をかいてしまった事があり、一番後ろの席だった事もあり気づかれないようこっそりとムスクのオーデコロン(制汗剤ではなく)を一吹きしました。
ですが、その日の授業では窓を開けていて、教室に風が入った瞬間に私のわきがの匂いとオーデコロンの匂いの混ざったものが教室の後ろ側の席に蔓延してしまい、一人の男性生徒が「先生、なんか教室がすげー臭い!授業にならない、すげー臭い!」と言い出して私は本当に穴があったら入りたいとてもみじめで悲しい思いをしました。
その当時、私の席のとなりだった友達だけが私がムスクのオーデコロンを吹きかけ、その結果、風と共に教室の広範囲に渡り私のわきがの匂いが広まってしまった事を知っています。彼女はずっと黙っていてくれました。それだけが今でも救いです。
わきがで追い詰められたことが心の痛み
成人後、浅い付き合いの女性と一緒に上野のバーへ飲みに行きました。バーが閉店後に、アルバイトのバーテンダーと私と3人でお好み焼きを食べに行きました。
その日はものすごく汗をかいてしまった日でおまけに上着がポリエステルだったため、上着を着ても脱いでもわきがが匂う状態で、脇の下をなるべく開けないようにロボットのようにお好み焼きを食べ、明け方3人で歩きながら駅まで帰る際、バーテンダーの放った一言が「わきがの奴って自分じゃ気がつかないんっすかね?公害のレベルですよね」と遠回しにイヤミを言った事を一生許せません。
今は年齢も重ね、人間だから臭いものは臭いと割り切ってだいぶ楽になりましたが、当時精神的に追い詰めた人たちの事はやっぱり今でも心の痛みとして残っています。
そのせいか、私は、わきがの人に安心します。きっと同じように悩んで生きてきたのだと思うから、同じ悩みを抱え、誰にも言えずにいる人の心が少しでも軽くなるよう願うばかりです。