42歳、テレホンアポインター、女性です。自分自身のわきがの悩みについてです。

汗を沢山かいた後、車内はわきがの臭いが充満

わきがを自覚したのは中学に入ってからです。ずっと長い事わきがと共に過ごしてきて、人と関わる時にはわきがが今日はどのくらいのレベルで発症するのか、匂うのか、そればかり気になっていました。

結婚後しばらく専業主婦をしていた頃は会社などで複数の人と関わる事もなく、日々の生活でスーパーへ行ったりきたりするだけの生活でしたのでわきがの悩みからは一時解放されました。

ある日、主人の勤め先の同僚でカーレースが趣味の方がいらして、筑波サーキットで走行会があるので応援しに行きました。サーキットはけっこうな暑さで、日焼けをするほどでした。当然ながら汗も大量にかいてしまい、1時間もしないうちにわきがの匂いが気になり始めました。

走行会が終わり、帰りの車内での出来事です。主人と会社の同僚はレースで走っていたスープラに乗り、私は同僚の仲間の6人乗りのバンに乗って自宅まで送っていただく事になりました。

その際、助手席に若い男性(サーキット仲間で私は初対面です)があいさつをしてくれたのですが、わきがの匂いは私が動く度に風にのって車内に充満する事を長年の経験から知っていたので、なるべく動かないよう、なるべく風をおこさないよう会釈をしました。

はじめのうちは趣味などいろいろと質問してくれていたのですが、私はわきがの匂いが少しでも車の中に蔓延しないようするのに精一杯で返答はごくごく短く、そして上着で全身を覆うように身を丸めて静かに車に乗っていたところ、その若い男性がドライバーの男性(私は初対面ですがいい人でした)に突然に、「なんか高飛車な女っていますよねー、こっちが一生懸命質問してるのに、ウンしか言わない女って感じ悪いことこの上ないですよねー」と言い出しました。

明らかに私へのあてつけの言葉だと感じました。こちらは自分のコンプレックスと必死に戦っていても、人の気持ちや内情を察する事ができない人や、心無い人には無礼な姿としか映りません。

わきがを生まれ持ってしまったがために、こんなにみじめで悔しい思いをするのかと落胆した瞬間でした。好きでリアクションしないわけではありません、コンプレックスがあるがためにコミュニケーションを円滑にできない人間もいるのです。

私のワキガ対策の対処法

現在テレホンアポインターの仕事をしておりますが、A4サイズ程度のパーテーションで仕切られて顔は見えませんが、体の部分は仕切られていません。

隣の席の53歳の女性が嫌がらせの威圧をかけてきて本当に心底許せないです。どうしても防ぎきれない私のわきがの匂いが流れていくとPCのマウスをガン!!ガン!!と大きな音を立てて威圧的かつ遠回しに臭い!という意思表示をしてきます。

ある時、私は鼻が敏感だからクリーニング屋では絶対に働けない、だって臭いじゃんと言っていました。私はその時言いたかったです。そう言っているあなた自身も、私以上にわきがの匂いがひどい事、そして口臭もとんでもなく臭い事。

でも私は今まで自分が言葉で精神的に傷つけられてきたのでグッと堪えました。わきがの対策はもう、開き直って私臭くてごめんね!と先に言う、今は精神的にかなり強くなったのでこれが一番私に合っている対処法です。