脱毛でワキガが悪化するだと!?

 

脱毛は基本的にはワキガのニオイを抑えるのに効果的だ。

脱毛によってワキガ自体が根本改善されることはありませんが、脱毛によってワキの毛を減らすことで、ワキの下の汗やニオイが蓄積しにくくなる可能性があるのだ。毛が減ることで汗が蒸発しやすくなり、ワキガ臭が抑えられるかもしれない。

毛が生えていると、やっぱり汗も貯まりやすいし、雑菌も増えやすいし、ニオイも籠りやすいのだろう。

普通に剃毛するだけでもワキガ臭改善に効果はあるが、永久脱毛だとケアする手間も省けるし、消臭効果もさらに期待できる。

 

しかし、ワキガ自体の原因は汗腺の異常な働きや雑菌の繁殖などさまざまな要素によって引き起こされるため、脱毛だけで完全にワキガ臭を解消することはできないけど。

脱毛しても、やっぱりデオドラントは必要ということだな。

 

一方で、脱毛をやったところ、ワキガ臭が悪化してしまった事例もあるようだ。

脱毛によってワキの毛がなくなることで、ワキの皮膚表面が露出し、蒸れやすくなる可能性がある。蒸れた状態が続くと、そこに繁殖する細菌が増え、ワキガ臭を引き起こす原因となる場合もある。

また、脱毛時に使用される脱毛クリームや脱毛ワックスなどの化学物質が皮膚に刺激を与え、皮膚のバランスを崩すことも考えられます。皮膚のバリア機能が低下し、臭いの原因物質がより強く発生する可能性があります。

如何に皮膚を健康に保ったまま脱毛するかが鍵になるわけだな。

 

本日は永久脱毛でワキガが悪化した体験談を紹介するぞ。

↓↓↓

 

永久脱毛で脇はツルツルになったけど・・・ワキガが悪化!?

 

物心ついた頃からそれなりに汗かきでしたが、若いから新陳代謝が良いせいだろうとそれほど気にはしていませんでした。実際スプレータイプの制汗剤で何とかなっていましたし、汗をかきやすい夏はなるべく涼しい服装をすることで凌いでいました。

大学三回生の頃、当時大学で仲の良かった友人に誘われ脇の永久脱毛を受けることに。というのも街でよく配っているいわゆる「タウン誌」に、あるサロンが永久脱毛の格安クーポン券と共に紹介されていたんですね。

近所で通いやすかったこともあり、十回ぶん一万円という料金なのも、当時アルバイトで遊ぶお金を得ていた学生の私たちには魅力的なものでした。

 

無事十回の施術が終わり、完璧ではないにしろツルツルになった脇に私も友人も感動しました。

大学生でまだまだ友人との交流や遊びが楽しい時期。特に夏などそれなりに露出の高い格好で外出することも多かったため、その度に面倒な脇毛の処理をもうやらなくていいんだと思うとやはり嬉しかったですね。

ところがそんな喜びも束の間、しばらくたって私はある異変に気付きます。それは、脇に溜まる異様なまでの汗の量と嫌な匂い。

今まで体験したことのない変化にさすがに驚きました。

 

思い当たることといえば勿論あのサロンで受けた永久脱毛です。

早速問い合わせたところ、永久脱毛をして毛根を死滅させてしまうことでごく稀に、汗の量や匂いが増えてしまう人がいるということ。

本来それらを抑える役割をしていた脇毛を文字通り根こそぎ取り去ってしまった訳ですから、当然といえば当然かもしれません。

しかし勿論あくまで個人差があるわけで、実際一緒に施術を受けた友人は快適な大学生活を送っていましたから、本当に自分は運が悪いとしか言いようがありません。

 

 

汗は何とかなっても腋臭のニオイは・・・

 

それ以降、楽しいはずの大学生活が一変。おしゃれが大好きで毎週のようにショッピングに繰り出していた私が、着る服を選ばなくてはいけなくなりました。

グレーや黄緑、薄い茶色の服は汗をかいているのがバレてしまうので絶対NG。半袖を着なければならない時は汗パッドを使い、夏は極力風を通しやすいノースリーブで過ごすようにしました。

 

しかし汗は何とかなっても隠しきれないのが、強烈な匂いです。

スプレー式ではとても歯が立たないのでロールタイプの制汗剤に変え、外出前に何とか両脇にこれでもかとばかり塗り込みます。それでも汗をかき制汗剤が落ちてしまえばどうしようもない訳で、満員電車は毎回ヒヤヒヤしていましたね。

当時アルバイトは飲食店と居酒屋の掛け持ちをしていたのですが、やはり食を扱うだけに私もお客様も匂いには敏感になります。特に居酒屋の制服は法被ということもあり、お店が忙しくなれば自然と汗をかきあの特有の匂いが漏れてきます。

 

カウンターに座っていた二人連れの常連のお客様が「なんか変な匂いしないか?」と顔を見合わせていた時には穴があったら入りたい心地でした。

今でも勿論、脇汗パッドと制汗剤は手離せません。

永久脱毛は女性なら誰でも気になってしまう施術ですが、そういった落とし穴もあるということを忘れてはなりませんね。